@name

アットネーム（変数と定数）

意味インスタンス変数

@nameとは？

@nameは、Rubyにおけるインスタンス変数の名前の例です。インスタンス変数は、特定のオブジェクトに属する変数で、そのオブジェクトのメソッド内で使用できます。@で始まるのが特徴です。

@nameの具体的な使い方

インスタンス変数の基本的な使い方

class Person
  def initialize(name)
    @name = name
  end

  def greet
    puts "こんにちは、#{@name}です！"
  end

  def change_name(new_name)
    @name = new_name
    puts "名前を#{@name}に変更しました"
  end
end

person = Person.new("田中")
person.greet
person.change_name("佐藤")
person.greet

👇出力結果

こんにちは、田中です！
名前を佐藤に変更しました
こんにちは、佐藤です！

この例では、Personクラスでインスタンス変数@nameを使用しています。@nameは初期化時に設定され、greetメソッドで使用されています。また、change_nameメソッドでインスタンス変数の値を変更できることも示しています。

attr_readerとattr_writerの使用

class Car
  attr_reader :model
  attr_writer :color

  def initialize(model, color)
    @model = model
    @color = color
  end

  def description
    puts "この車は#{@color}色の#{@model}です"
  end
end

car = Car.new("プリウス", "白")
putscar.model  # attr_readerによりmodelが読み取り可能
car.color = "赤"  # attr_writerによりcolorが書き込み可能
car.description

👇出力結果

プリウス
この車は赤色のプリウスです

この例では、attr_readerとattr_writerを使用してインスタンス変数へのアクセサメソッドを定義しています。attr_readerは読み取り専用、attr_writerは書き込み専用のメソッドを自動的に作成します。これにより、インスタンス変数を直接操作せずに、安全にデータの読み書きが可能になります。

@nameに関するよくある質問

Q. インスタンス変数とは何ですか？

A. インスタンス変数は、クラスのインスタンス（オブジェクト）ごとに固有の値を持つ変数です。@で始まる名前で定義され、そのオブジェクトのメソッド内でアクセスできます。

Q. ローカル変数との違いは？

A. ローカル変数はメソッド内でのみ有効ですが、インスタンス変数はオブジェクトが存在する限り保持され、そのオブジェクトの異なるメソッド間で共有できます。

Q. インスタンス変数の初期化は？

A. 通常、インスタンス変数はinitializeメソッド（コンストラクタ）内で初期化します。ただし、必要に応じて他のメソッド内でも初期化や変更が可能です。

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