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Ruby - クラス変数

@@name

アットアットネーム(変数と定数

意味 クラス変数


@@nameとは?

@@nameは、Rubyにおけるクラス変数の名前の例です。クラス変数は、クラス全体で共有される変数で、そのクラスのすべてのインスタンスから参照できます。@@で始まるのが特徴です。

@@nameの具体的な使い方

クラス変数の基本的な使用例

class School
  @@student_count = 0

  def initialize(name)
    @name = name
    @@student_count += 1
  end

  def self.total_students
    puts "現在の生徒数: #{@@student_count}人"
  end
end

School.new("田中")
School.new("佐藤")
School.total_students

👇出力結果

現在の生徒数: 2人

この例では、Schoolクラスで@@student_countというクラス変数を使用しています。新しい生徒(インスタンス)が作成されるたびにカウントが増加し、total_studentsクラスメソッドで総生徒数を表示できます。クラス変数はクラス全体で共有されるため、全インスタンスの情報を追跡するのに適しています。

@@nameに関するよくある質問

Q. クラス変数とインスタンス変数の違いは?
A. クラス変数(@@で始まる)はクラス全体で共有され、すべてのインスタンスから参照できます。一方、インスタンス変数(@で始まる)は各インスタンスに固有で、他のインスタンスとは独立しています。
Q. クラス変数はいつ使うべき?
A. クラス変数は、クラス全体で共有する必要がある情報がある場合に使用します。例えば、クラスのインスタンスの総数を追跡したり、すべてのインスタンスで共通の設定を保持したりする場合に適しています。
Q. クラス変数の初期化はどこで行う?
A. クラス変数は通常、クラス定義の直下で初期化します。ただし、クラスメソッド内でも初期化や変更が可能です。クラスが最初に読み込まれる時に初期化されます。

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