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Ruby - メソッド定義と呼び出し

yield

イールド(言語の基礎

意味 ブロックを呼び出す


yieldとは?

yieldはRubyのメソッド内で使用され、そのメソッドに渡されたブロックを実行します。これにより、メソッドの振る舞いを柔軟にカスタマイズすることができます。

yieldの具体的な使い方

yieldの基本的な使用例

def greet
  puts "こんにちは、"
  yield
  puts "さん!"
end

greet { print "太郎" }

👇出力結果

こんにちは、
太郎さん!

greetメソッドを定義し、その中でyieldを使用しています。メソッド呼び出し時に渡されたブロック(この場合は「太郎」を出力するブロック)が実行され、「こんにちは、太郎さん!」と表示されます。

yieldに引数を渡す例

def repeat_twice(message)
  yield(message)
  yield(message)
end

repeat_twice("こんにちは") { |msg| puts "#{msg}、世界!" }

👇出力結果

こんにちは、世界!
こんにちは、世界!

repeat_twiceメソッドは引数を受け取り、その引数をyieldを通じてブロックに渡しています。ブロックは2回実行され、それぞれ「こんにちは、世界!」と出力します。

yieldに関するよくある質問

Q. yieldとは何ですか?
A. yieldはRubyのメソッド内で使用される特別なキーワードで、そのメソッドに渡されたブロックを実行するために使われます。これにより、メソッドの振る舞いを柔軟にカスタマイズすることができます。
Q. yieldを使う利点は何ですか?
A. yieldを使うことで、メソッドの一部の振る舞いを呼び出し側で定義できるため、メソッドをより柔軟で再利用可能にすることができます。これはコードの抽象化と再利用性を高めるのに役立ちます。
Q. yieldに引数を渡せますか?
A. はい、yieldに引数を渡すことができます。例えば、yield(1, 2)のようにして、ブロックに複数の値を渡すことができます。ブロック側では |a, b| のようにしてこれらの値を受け取ることができます。

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