self
セルフ(言語の基礎)
意味 現在のオブジェクトを指す
selfとは?
selfは、現在実行中のメソッドが属するオブジェクト自身を指す特別なキーワードです。オブジェクト内部でそのオブジェクト自身を参照したい場合に使用します。
selfの具体的な使い方
インスタンスメソッド内でのselfの使用例
class Person
def initialize(name)
@name = name
end
def introduce
puts "私は#{self.class}クラスのインスタンスで、名前は#{@name}です。"
puts "私のオブジェクトIDは#{self.object_id}です。"
end
end
person = Person.new("太郎")
person.introduce
👇出力結果
私はPersonクラスのインスタンスで、名前は太郎です。
私のオブジェクトIDは70368754004980です。
Personクラスのintroduceメソッド内でselfを使用しています。selfを使ってクラス名とオブジェクトIDを取得し、出力しています。これにより、現在のオブジェクトに関する情報を簡単に参照できます。
クラスメソッドの定義でのselfの使用例
class MathHelper
def self.square(x)
x * x
end
def self.cube(x)
x * x * x
end
end
puts MathHelper.square(4)
puts MathHelper.cube(3)
👇出力結果
16
27
MathHelperクラスで、self.squareとself.cubeとしてクラスメソッドを定義しています。selfを使うことで、これらのメソッドがクラスメソッドとして定義され、インスタンスを作成せずに直接クラス名から呼び出すことができます。
selfに関するよくある質問
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