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Ruby - 演算子

===

とりぷるいこーる(言語の基礎

意味 特殊な等価性を判定


===とは?

「===」は、case文での比較に使用される演算子です。左辺が右辺を含むか、または等しいかを判断します。クラスによって挙動が異なる場合があります。

===の具体的な使い方

様々なオブジェクトでの===の使用例

puts (1..5) === 3
puts String === "hello"
puts /^a/ === "abc"
puts Integer === 42
puts Array === [1, 2, 3]

👇出力結果

true
true
true
true
true

===演算子は、左辺のオブジェクトの種類によって異なる振る舞いをします。範囲、クラス、正規表現など、様々なオブジェクトで特殊な等価性を判定できます。

case文での===の使用例

def check_type(obj)
  case obj
  when String
    puts "文字列です"
  when 1..10
    puts "1から10の範囲内の数値です"
  when /^[A-Z]/
    puts "大文字で始まる文字列です"
  else
    puts "その他の型です"
  end
end

check_type("Hello")
check_type(5)
check_type("ruby")
check_type(15)

👇出力結果

文字列です
1から10の範囲内の数値です
その他の型です
その他の型です

case文では===演算子が暗黙的に使用されます。この例では、様々な型や条件に対してcase文を使用し、オブジェクトの種類や特徴を判定しています。

===に関するよくある質問

Q. ===演算子の主な用途は?
A. 主にcase文での比較に使用されます。左辺が右辺を含むか、または等しいかを判断します。
Q. ===と==の違いは?
A. ==は等価性を判定しますが、===はより柔軟な比較を行います。例えば、Rangeオブジェクトに対して使用すると、値が範囲内にあるかを判定できます。
Q. ===の挙動はクラスによって異なる?
A. はい、クラスによって===の挙動が異なる場合があります。例えば、Classでは instanceof のような動作をし、Regexpではマッチングを行います。

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