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Ruby - 演算子

&&

アンドアンド(言語の基礎

意味 論理積演算子


&&とは?

&&は、論理積(AND)演算子です。両側の条件が共に真の場合にのみ真を返します。条件分岐や真偽値の判定によく使われます。

&&の具体的な使い方

条件分岐での使用例

age = 25
income = 300000

if age >= 18 && income >= 250000
  puts "クレジットカードの申し込み資格があります"
else
  puts "クレジットカードの申し込み資格がありません"
end

👇出力結果

クレジットカードの申し込み資格があります

&&演算子は、複数の条件を組み合わせて判定する際に使用します。この例では、年齢と収入の両方の条件を満たす場合にのみ、特定のメッセージを表示します。

短絡評価の例

def risky_operation
  puts "リスクの高い操作を実行します"
  false
end

def safe_operation
  puts "安全な操作を実行します"
  true
end

puts "短絡評価あり:"
safe_operation && risky_operation

puts "\n短絡評価なし:"
safe_operation & risky_operation

👇出力結果

短絡評価あり:
安全な操作を実行します
リスクの高い操作を実行します

短絡評価なし:
安全な操作を実行します
リスクの高い操作を実行します

&&演算子は短絡評価を行います。つまり、左辺が偽の場合、右辺は評価されません。一方、&演算子は常に両辺を評価します。この例では、&&と&の動作の違いを示しています。

&&に関するよくある質問

Q. &&演算子の基本的な動作は?
A. &&演算子は、両側の条件が共に真の場合にのみ真を返します。一方が偽の場合は偽を返します。
Q. &&と&の違いは?
A. &&は短絡評価を行いますが、&は両方の式を常に評価します。通常の論理演算では&&を使用することが推奨されます。
Q. &&の優先順位は?
A. &&は||よりも優先順位が高いですが、比較演算子(<, >, ==など)よりは低いです。複雑な条件では括弧を使って明示的に順序を指定することが良い習慣です。

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