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Ruby - 演算子

||

オアオア(言語の基礎

意味 論理和演算子


||とは?

||は、論理和(OR)演算子です。両側の条件のうち少なくとも一方が真の場合に真を返します。条件分岐や真偽値の判定によく使われます。

||の具体的な使い方

条件分岐の例

rainy = true
snowy = false

if rainy || snowy
  puts "雨か雪です。外出時は注意してください。"
else
  puts "晴れています。良い1日を!"
end

👇出力結果

雨か雪です。外出時は注意してください。

この例では、rainyまたはsnowyのどちらかが真(true)の場合に「雨か雪です」というメッセージを表示します。||演算子は左側から評価され、どちらかの条件が真であれば全体が真となります。

デフォルト値の設定

def greet(name = nil)
  user_name = name || "ゲスト"
  puts "こんにちは、#{user_name}さん!"
end

greet("太郎")
greet()

👇出力結果

こんにちは、太郎さん!
こんにちは、ゲストさん!

この例では、||演算子を使ってデフォルト値を設定しています。nameがnilまたはfalseの場合、「ゲスト」がuser_nameに代入されます。これは、省略可能な引数やオプションの初期化によく使われるパターンです。

||に関するよくある質問

Q. ||と&&の違いは何ですか?
A. ||は論理和(OR)演算子で、どちらかの条件が真の場合に真を返します。一方、&&は論理積(AND)演算子で、両方の条件が真の場合のみ真を返します。
Q. ||を使う利点は何ですか?
A. ||を使うと、複数の条件のうち少なくとも1つが真であればよい場合に、簡潔に記述できます。これにより、コードの可読性が向上し、複雑な条件分岐を簡素化できます。
Q. ||の短絡評価とは何ですか?
A. ||は左から右へ評価され、左側の条件が真の場合、右側の条件は評価されません。これを短絡評価といいます。これにより、不要な処理を省略でき、パフォーマンスが向上する場合があります。

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