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Ruby - 演算子

+=

プラスイコール(言語の基礎

意味 加算代入演算子


+=とは?

+=は、変数の値を増やすための演算子です。左辺の変数に右辺の値を加えた結果を、左辺の変数に代入します。これは、a = a + bという操作を短縮して書くための便利な方法です。

+=の具体的な使い方

数値の加算

count = 5
count += 3
puts "カウント: #{count}"

👇出力結果

カウント: 8

変数countの初期値5に3を加算しています。+=演算子を使用することで、count = count + 3 と同じ操作をより簡潔に記述できます。

文字列の連結

greeting = "こんにちは"
greeting += "、世界!"
puts greeting

👇出力結果

こんにちは、世界!

文字列に対しても+=演算子が使用できます。この例では、「こんにちは」という文字列に「、世界!」を連結しています。

配列の結合

fruits = ["りんご", "バナナ"]
fruits += ["オレンジ", "ぶどう"]
p fruits

👇出力結果

["りんご", "バナナ", "オレンジ", "ぶどう"]

配列に対して+=演算子を使用すると、既存の配列に新しい要素を追加できます。この例では、fruitsという配列に新しい果物を追加しています。

+=に関するよくある質問

Q. +=演算子は他の演算子と併用できる?
A. はい、+=演算子は他の演算子と併用できます。例えば、a += b * c のような式も有効です。この場合、b * cの結果がaに加算されます。
Q. +=演算子は文字列にも使えますか?
A. はい、Rubyでは+=演算子を文字列の連結にも使用できます。例えば、str = 'Hello'; str += ' World' とすると、strは'Hello World'になります。
Q. +=演算子の優先順位は?
A. +=演算子の優先順位は比較的低く、多くの二項演算子よりも後に評価されます。不確かな場合は括弧を使用して明示的に順序を指定することをお勧めします。

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