^=
キャレットイコール(言語の基礎)
意味 ビット単位XOR代入演算子
^=とは?
^=はビット単位XOR(排他的論理和)代入演算子です。左辺の変数と右辺の値でビット単位のXOR演算を行い、その結果を左辺の変数に代入します。これは、a ^= bがa = a ^ bと同じ意味を持つ省略形です。
^=の具体的な使い方
ビット単位XOR代入を使った簡易暗号化
def encrypt_decrypt(text, key)
encrypted = ""
text.each_byte do |byte|
encrypted_byte = byte ^ key
encrypted << encrypted_byte.chr
end
encrypted
end
# 元のメッセージ
message = "Hello, Ruby!"
# 暗号化キー
key = 42
# メッセージを暗号化
encrypted_message = encrypt_decrypt(message, key)
puts "暗号化されたメッセージ: #{encrypted_message}"
# 暗号化されたメッセージを復号
decrypted_message = encrypt_decrypt(encrypted_message, key)
puts "復号されたメッセージ: #{decrypted_message}"
👇出力結果
暗号化されたメッセージ: *;BBC?H(K8O
復号されたメッセージ: Hello, Ruby!
この例では、^=演算子を使用して簡単な文字列の暗号化と復号化を行っています。各文字のバイト値と暗号化キーをXOR演算することで暗号化し、同じ操作を再度行うことで元のメッセージに戻します。これは単純なXOR暗号の実装例です。実際のセキュアな暗号化には、より高度なアルゴリズムを使用すべきですが、XOR演算の基本的な使い方を示しています。
^=に関するよくある質問
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