>>=

だいなりいこーるしふとえんざん（演算子）

意味右シフト代入演算子

>>=とは？

>>= は右シフト代入演算子です。左辺の値を右辺の値だけ右にビットシフトし、その結果を左辺に代入します。ビット演算を簡潔に行うのに便利です。

>>=の具体的な使い方

右シフト代入演算子の基本的な使用方法

# 整数に対する右シフト代入
number = 20  # 2進数で 10100
number >>= 2  # 2ビット右にシフト

puts "結果: #{number}"  # 10進数で出力
puts "2進数表現: #{number.to_s(2)}"  # 2進数で出力

👇出力結果

結果: 5
2進数表現: 101

この例では、整数20（2進数で10100）に対して2ビット右シフトを行っています。右シフトは値を1/2、1/4、1/8...と減少させるため、結果は5（2進数で101）になります。

負の数に対する右シフト代入

# 負の数に対する右シフト代入
negative_number = -40  # 2の補数表現で11111111111111111111111111011000
negative_number >>= 2

puts "結果: #{negative_number}"
puts "2進数表現: #{negative_number.to_s(2)}"

👇出力結果

結果: -10
2進数表現: -1010

この例では、負の数-40に対して右シフトを行っています。Rubyでは負の数に対する右シフトは算術シフトとなり、符号ビットが保持されます。そのため、結果は-10になります。

>>=に関するよくある質問

Q. >>=演算子の意味は？

A. >>=演算子は右シフト代入演算子です。左辺の値を右辺の値だけ右にビットシフトし、その結果を左辺に代入します。

Q. 右シフトで値はどう変化する？

A. 右シフトは2のべき乗の除算と同じです。例えば、1ビット右シフトすると値が1/2に、2ビット右シフトすると1/4になります。

Q. 負の数の右シフトはどうなる？

A. Rubyでは、負の数の右シフトは算術シフトとなります。最上位ビットが1の場合、シフト後も1が埋められます。

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