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Ruby - 論理演算子

&&=

アンドアンドイコール(演算子

意味 論理積と代入を同時に行う


&&=とは?

&&=は、論理AND演算と代入を同時に行う複合代入演算子です。左辺の変数が真の場合のみ、右辺の値を評価して代入します。

&&=の具体的な使い方

条件付き更新の例

# フラグがtrueの場合のみ処理を実行する例

flag = true
result = "初期値"

flag &&= result = "処理が実行されました"

puts "結果: #{result}"

👇出力結果

結果: 処理が実行されました

この例では、flagがtrueの場合のみresultを更新しています。&&=演算子を使用することで、条件チェックと値の更新を1行で簡潔に記述できます。

オブジェクトの存在確認と更新

# ユーザーオブジェクトが存在する場合のみ名前を更新する例

class User
  attr_accessor :name
  def initialize(name)
    @name = name
  end
end

user = User.new("Alice")
user &&= user.name = "Bob"

puts "ユーザー名: #{user.name}"

👇出力結果

ユーザー名: Bob

この例では、userオブジェクトが存在する(nilでない)場合のみ、ユーザー名を更新しています。&&=演算子を使用することで、オブジェクトの存在確認と属性の更新を簡潔に記述できます。

&&=に関するよくある質問

Q. &&=演算子の動作順序は?
A. &&=演算子は、まず左辺の値を評価し、それがtrueの場合のみ右辺を評価して代入します。左辺がfalseの場合、右辺は評価されません。
Q. &&=と=&&の違いは何ですか?
A. &&=は複合代入演算子で、左辺が真の場合のみ右辺を評価して代入します。=&&は単なる代入と論理積の組み合わせで、常に右辺全体を評価します。
Q. &&=はどんな時に使うべきですか?
A. &&=は、条件付きで値を更新したい場合に使います。例えば、フラグがtrueの時のみ特定の処理を行いたい場合などに便利です。

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