zero?

ゼロ（言語の基礎）

意味ゼロかどうかの判定

zero?とは？

zero?メソッドは、数値が0（ゼロ）かどうかを判定します。0の場合はtrueを、それ以外の場合はfalseを返します。数値が0かどうかを簡単に確認できる便利なメソッドです。

zero?の具体的な使い方

ゼロ判定の基本的な使用法

def safe_divide(a, b)
  if b.zero?
    puts "エラー: ゼロによる除算はできません"
    return nil
  else
    return a / b
  end
end

result1 = safe_divide(10, 2)
result2 = safe_divide(5, 0)

puts "10 ÷ 2 = #{result1}"
puts "5 ÷ 0 の結果: #{result2}"

👇出力結果

10 ÷ 2 = 5
エラー: ゼロによる除算はできません
5 ÷ 0 の結果:

この例では、zero?メソッドを使って除数がゼロかどうかをチェックし、ゼロ除算を防いでいます。メソッド内でゼロチェックを行うことで、安全な除算処理を実現しています。

配列内のゼロの個数をカウント

numbers = [0, 1, 2, 0, 3, 0, 4, 5]
zero_count = numbers.count(&:zero?)

puts "配列: #{numbers}"
puts "ゼロの個数: #{zero_count}"

👇出力結果

配列: [0, 1, 2, 0, 3, 0, 4, 5]
ゼロの個数: 3

この例では、配列内のゼロの個数をカウントするためにzero?メソッドを使用しています。countメソッドと組み合わせることで、簡潔にゼロの出現回数を数えることができます。

zero?に関するよくある質問

Q. zero?メソッドの用途は？

A. zero?メソッドは、数値が0かどうかを簡単に判定するために使用します。条件分岐や計算の前処理などで役立ちます。

Q. 浮動小数点数でも使えますか？

A. はい、浮動小数点数でも使用できます。例えば、0.0.zero?はtrueを返します。ただし、浮動小数点数の比較には注意が必要です。

Q. nil.zero?は何を返しますか？

A. nil.zero?を呼び出すとNoMethodErrorが発生します。nilはNumericクラスのインスタンスではないためです。

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