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Ruby - 数値操作

upto

アップトゥー(言語の基礎

意味 指定値まで増加ループ


uptoとは?

uptoメソッドは、開始値から指定された上限値まで1ずつ増加しながら繰り返し処理を行うRubyのメソッドです。数値オブジェクトに対して使用します。

uptoの具体的な使い方

範囲を指定して繰り返し

# 1から5までの数字を出力
1.upto(5) do |num|
  puts "現在の数字: #{num}"
end

👇出力結果

現在の数字: 1
現在の数字: 2
現在の数字: 3
現在の数字: 4
現在の数字: 5

この例では、1から5までの数字を順番に出力します。uptoメソッドを使うことで、開始値と終了値を明示的に指定できます。

文字の範囲での繰り返し

# AからEまでのアルファベットを出力
'A'.upto('E') do |char|
  puts "文字: #{char}"
end

👇出力結果

文字: A
文字: B
文字: C
文字: D
文字: E

uptoメソッドは文字にも使用できます。この例では、'A'から'E'までのアルファベットを順番に出力します。

配列の要素を追加

# 1から5までの数字を配列に追加
array = []
1.upto(5) { |num| array << num }
puts "配列: #{array.inspect}"

👇出力結果

配列: [1, 2, 3, 4, 5]

この例では、uptoメソッドを使って1から5までの数字を配列に追加しています。各繰り返しで、現在の数字を配列の末尾に追加しています。

uptoに関するよくある質問

Q. uptoとtimesの違いは?
A. uptoは開始値と終了値を指定でき、その間を1ずつ増加します。timesは0から始まり、指定回数だけ繰り返します。
Q. 小数点でも使えますか?
A. いいえ、uptoメソッドは整数に対してのみ使用できます。小数点を含む数値では使用できません。
Q. 開始値が終了値より大きい場合は?
A. 開始値が終了値より大きい場合、ループは一度も実行されず、何も起こりません。

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