uniq

ユニーク（言語の基礎）

意味重複要素を除去するメソッド

uniqとは？

uniqメソッドは、配列から重複する要素を取り除いた新しい配列を返します。元の配列は変更されません。配列内の要素を一意（ユニーク）にするのに便利なメソッドです。

uniqの具体的な使い方

基本的な重複要素の除去

array = [1, 2, 2, 3, 3, 4, 1, 5]
unique_array = array.uniq

puts "元の配列: #{array}"
puts "uniqした配列: #{unique_array}"

👇出力結果

元の配列: [1, 2, 2, 3, 3, 4, 1, 5]
uniqした配列: [1, 2, 3, 4, 5]

この例では、配列から重複する要素を除去しています。uniqメソッドは新しい配列を返し、元の配列は変更されません。

ブロックを使用した高度な重複除去

people = [
  {name: "Alice", age: 30},
  {name: "Bob", age: 25},
  {name: "Charlie", age: 30},
  {name: "David", age: 25}
]

unique_people = people.uniq { |person| person[:age] }

puts "元の配列:"
puts people
puts "\n年齢でuniqした配列:"
puts unique_people

👇出力結果

元の配列:
{:name=>"Alice", :age=>30}
{:name=>"Bob", :age=>25}
{:name=>"Charlie", :age=>30}
{:name=>"David", :age=>25}

年齢でuniqした配列:
{:name=>"Alice", :age=>30}
{:name=>"Bob", :age=>25}

この例では、ブロックを使用して複雑なオブジェクトの配列から、特定の属性（この場合は年齢）に基づいて重複を除去しています。

uniqに関するよくある質問

Q. uniqは元の配列を変更するか？

A. いいえ、uniqは元の配列を変更せず、新しい配列を返します。元の配列を変更したい場合はuniq!メソッドを使用します。

Q. uniqは何を基準に重複を判断？

A. uniqはデフォルトで==メソッドを使用して要素の同一性を判断します。カスタムの比較ロジックを使用したい場合は、ブロックを渡すことができます。

Q. uniqの処理順序は？

A. uniqは配列の先頭から順に処理し、最初に出現した要素を保持します。後に出現する重複要素は除去されます。

uniqが学べる書籍の紹介

「プログラミング単語帳」を使って、プログラミングの単語を英単語のように学習してみませんか？
プログラミング単語帳には、Rubyのuniqやsuper、yield、floor、などのような実務でよく使われる単語が数百以上収録されています。
この書籍には、プログラミングの単語の意味や読み方、単語の使い方がわかる例文などが掲載されており、いつでもどこでもプログラミングの学習ができます。

よく使われる単語にだけ絞って学習することができるので、効率的にプログラミングが学習できます。