zip
ジップ(言語の基礎)
意味 複数の配列を結合するメソッド
zipとは?
zipメソッドは、複数の配列の要素を組み合わせて新しい配列の配列を作成します。各配列から同じインデックスの要素を取り出し、それらを新しい配列にまとめます。配列を「ジッパーのように」結合するイメージです。
zipの具体的な使い方
複数の配列を結合する基本例
names = ["Alice", "Bob", "Charlie"]
ages = [25, 30, 35]
cities = ["Tokyo", "Osaka", "Kyoto"]
zipped = names.zip(ages, cities)
puts "結合された配列:"
puts zipped.inspect
puts "\n各要素を文字列として結合:"
zipped.each { |name, age, city| puts "#{name}は#{age}歳で#{city}に住んでいます。" }
👇出力結果
結合された配列:
[["Alice", 25, "Tokyo"], ["Bob", 30, "Osaka"], ["Charlie", 35, "Kyoto"]]
各要素を文字列として結合:
Aliceは25歳でTokyoに住んでいます。
Bobは30歳でOsakaに住んでいます。
Charlieは35歳でKyotoに住んでいます。
この例では、名前、年齢、都市の3つの配列を結合しています。zipメソッドは各配列から同じインデックスの要素を取り出し、新しい配列にまとめます。
長さの異なる配列のzip
a = [1, 2, 3, 4, 5]
b = ['a', 'b', 'c']
c = [true, false]
result = a.zip(b, c)
puts "結果:"
puts result.inspect
👇出力結果
結果:
[[1, "a", true], [2, "b", false], [3, "c", nil], [4, nil, nil], [5, nil, nil]]
この例では、長さの異なる3つの配列をzipで結合しています。足りない要素はnilで補完されることを示しています。
zipに関するよくある質問
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