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Ruby - ハッシュ操作

delete

デリート(言語の基礎

意味 ハッシュから要素を削除


deleteとは?

delete メソッドは、ハッシュから指定したキーとそれに対応する値を削除します。削除した要素の値を返すので、削除と同時にその値を使用することができます。

deleteの具体的な使い方

deleteの基本的な使い方

scores = { math: 90, english: 80, science: 75 }

removed_score = scores.delete(:english)

puts "削除された得点: #{removed_score}"
puts "更新後の得点:"
scores.each { |subject, score| puts "#{subject}: #{score}" }

👇出力結果

削除された得点: 80
更新後の得点:
math: 90
science: 75

deleteメソッドを使用して、ハッシュから指定したキーとその値を削除します。メソッドは削除された値を返すので、それを変数に代入したり直接使用したりできます。

存在しないキーを削除しようとする例

data = { a: 1, b: 2 }

result = data.delete(:c) { |key| "警告: #{key}は存在しません" }

puts result
puts "データの内容:"
data.each { |key, value| puts "#{key}: #{value}" }

👇出力結果

警告: cは存在しません
データの内容:
a: 1
b: 2

存在しないキーを削除しようとした場合、ブロックを指定するとそのブロックが評価されます。これにより、エラーハンドリングやカスタムメッセージの表示が可能になります。

deleteに関するよくある質問

Q. deleteの戻り値は何ですか?
A. deleteメソッドは、削除したキーに対応する値を返します。キーが存在しない場合はnilを返します(ブロックを指定した場合は、ブロックの評価結果を返します)。
Q. deleteは破壊的メソッドですか?
A. はい、deleteは破壊的メソッドです。元のハッシュから指定したキーと値のペアを実際に削除します。
Q. delete後に元に戻せますか?
A. いいえ、deleteで削除した要素を自動的に元に戻すことはできません。必要な場合は、削除前にバックアップを取るか、削除した値を保存しておく必要があります。

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