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Ruby - ハッシュ操作

transform_values

トランスフォーム バリューズ(言語の基礎

意味 ハッシュの値を変換


transform_valuesとは?

transform_valuesメソッドは、ハッシュの全ての値を変換して新しいハッシュを作成します。各値に対してブロックを実行し、その結果を新しい値として使用します。

transform_valuesの具体的な使い方

数値を2倍にする例

hash = { a: 1, b: 2, c: 3 }
transformed = hash.transform_values { |value| value * 2 }
puts transformed

👇出力結果

{:a=>2, :b=>4, :c=>6}

この例では、ハッシュの全ての数値を2倍にしています。各値に対してブロックが実行され、その結果が新しい値となります。

文字列を大文字に変換

user_data = { name: 'alice', email: '[email protected]', role: 'user' }
upper_case_data = user_data.transform_values(&:upcase)
puts upper_case_data

👇出力結果

{:name=>"ALICE", :email=>"[email protected]", :role=>"USER"}

この例では、ハッシュの全ての文字列値を大文字に変換しています。&:upcaseは{ |v| v.upcase }の短縮形で、各値に対してupcaseメソッドを呼び出しています。

transform_valuesに関するよくある質問

Q. transform_valuesは破壊的?
A. いいえ、transform_valuesは非破壊的メソッドです。元のハッシュは変更されず、新しいハッシュが返されます。
Q. キーも同時に変更できる?
A. transform_valuesはキーを変更しません。キーと値の両方を変更したい場合は、transform_keysとtransform_valuesを組み合わせるか、別のメソッド(例:each_with_object)を使用します。
Q. 条件付きで値を変換するには?
A. ブロック内で条件分岐を使用できます。例: hash.transform_values { |v| v.is_a?(String) ? v.upcase : v }

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