to_s

トゥーエス（言語の基礎）

意味シンボルを文字列に変換

to_sとは？

to_sメソッドは、シンボルを文字列に変換します。シンボルの先頭の':'（コロン）を取り除いた文字列が返されます。

to_sの具体的な使い方

シンボルを文字列に変換

symbol = :ruby
string = symbol.to_s
puts "シンボル :#{symbol} を文字列に変換: '#{string}'"
puts "クラスの変化: #{symbol.class} → #{string.class}"

👇出力結果

シンボル :ruby を文字列に変換: 'ruby'
クラスの変化: Symbol → String

この例では、:rubyというシンボルを文字列に変換しています。変換前後の値とクラスの変化を表示して、変換が行われたことを明確に示しています。

複雑なシンボルの変換

complex_symbol = :"complex symbol with spaces"
converted = complex_symbol.to_s
puts "複雑なシンボル: #{complex_symbol}"
puts "文字列に変換: '#{converted}'"
puts "文字列の長さ: #{converted.length}"

👇出力結果

複雑なシンボル: :"complex symbol with spaces"
文字列に変換: 'complex symbol with spaces'
文字列の長さ: 26

この例では、空白を含む複雑なシンボルを文字列に変換しています。変換前後の値と、結果の文字列の長さを表示して、正しく変換されたことを確認しています。

to_sに関するよくある質問

Q. to_sとto_symの違いは？

A. to_sはシンボルを文字列に変換し、to_symは文字列をシンボルに変換します。to_sは':'を除去しますが、to_symは':'を追加します。

Q. シンボルの名前に空白がある場合は？

A. 空白を含むシンボル（例：:'hello world'）をto_sで変換すると、空白を含む文字列（'hello world'）になります。

Q. to_sは常に新しい文字列を作成？

A. はい、to_sは常に新しい文字列オブジェクトを作成します。同じシンボルに対して複数回to_sを呼び出すと、それぞれ異なる文字列オブジェクトが生成されます。

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