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Ruby - シンボル操作

to_sym

トゥー・シム(言語の基礎

意味 文字列をシンボルに変換


to_symとは?

to_symは、文字列をシンボルに変換するメソッドです。シンボルは、Rubyで効率的に扱える不変の識別子です。

to_symの具体的な使い方

文字列をシンボルに変換する

# 文字列をシンボルに変換
str = "hello"
symbol = str.to_sym

puts "元の文字列: #{str}"
puts "変換後のシンボル: #{symbol}"

# シンボルと文字列の比較
puts "シンボルと文字列は同じか: #{symbol == str}"
puts "シンボルと文字列は同じオブジェクトか: #{symbol.equal?(str)}"

# メモリ使用量の比較
require 'objspace'
puts "文字列のメモリ使用量: #{ObjectSpace.memsize_of(str)} バイト"
puts "シンボルのメモリ使用量: #{ObjectSpace.memsize_of(symbol)} バイト"

👇出力結果

元の文字列: hello
変換後のシンボル: hello
シンボルと文字列は同じか: false
シンボルと文字列は同じオブジェクトか: false
文字列のメモリ使用量: 40 バイト
シンボルのメモリ使用量: 0 バイト

この例では、文字列"hello"をシンボル:helloに変換しています。さらに、元の文字列と変換後のシンボルを比較し、メモリ使用量も表示しています。シンボルは同じ内容なら常に同じオブジェクトを参照するため、メモリ効率が良く、比較操作も高速です。

to_symに関するよくある質問

Q. to_symとは何ですか?
A. to_symは、文字列をシンボルに変換するRubyのメソッドです。シンボルは、効率的に扱える不変の識別子として使用されます。
Q. to_symはどんな時に使いますか?
A. to_symは、文字列をキーとしてハッシュを作成する際や、メソッド名を動的に生成する場合など、文字列をシンボルとして扱いたい時に使用します。
Q. to_symの逆の操作は何ですか?
A. to_symの逆操作、つまりシンボルを文字列に変換するには、to_sメソッドを使用します。例えば、:hello.to_s は "hello" を返します。

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