for

フォー（制御構造と繰り返し）

意味範囲内の要素を順に処理

forとは？

forは、指定された範囲や配列の要素を順番に取り出して処理を行うためのループ構文です。各繰り返しで、要素が変数に代入され、ブロック内の処理が実行されます。

forの具体的な使い方

範囲のループの例

for i in 1..5
  puts "数字: #{i}"
end

puts "ループ終了"

👇出力結果

数字: 1
数字: 2
数字: 3
数字: 4
数字: 5
ループ終了

この例では、1から5までの範囲の各数字に対してループが実行されます。各繰り返しで、iに現在の数字が代入され、その値が表示されます。

配列のループの例

fruits = ['りんご', 'バナナ', 'オレンジ']
for fruit in fruits
  puts "果物: #{fruit}"
end

puts "ループ終了"

👇出力結果

果物: りんご
果物: バナナ
果物: オレンジ
ループ終了

この例では、配列の各要素に対してループが実行されます。各繰り返しで、fruitに現在の果物名が代入され、その値が表示されます。

forに関するよくある質問

Q. forとeachの違いは？

A. forは主に範囲や配列に対して使用され、eachはイテレータブルなオブジェクトに対して使用されます。eachの方がRubyらしい書き方とされ、より柔軟性があります。

Q. forループで添字も使えますか？

A. 直接的には添字を使用できませんが、each_with_indexメソッドを使用するか、範囲とzipメソッドを組み合わせることで同様の効果を得られます。

Q. forループを途中で抜けるには？

A. breakキーワードを使用することで、forループを途中で抜けることができます。特定の条件で終了させたい場合に便利です。

forが学べる書籍の紹介

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