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Ruby - ループ

break

ブレイク(制御構造と繰り返し

意味 ループを途中で抜ける命令


breakとは?

breakは、ループ処理を途中で終了させる命令です。繰り返しの途中でbreakが実行されると、そのループはすぐに終了し、ループの次の処理に移ります。

breakの具体的な使い方

ループ中断の例

5.times do |i|
  puts "カウント: #{i}"
  break if i == 2
end

puts "ループ終了"

👇出力結果

カウント: 0
カウント: 1
カウント: 2
ループ終了

この例では、0から4までの数字を出力するループを作っていますが、iが2になった時点でbreakが実行され、ループが終了します。結果として、0, 1, 2 まで出力されます。

配列検索の例

numbers = [1, 3, 5, 7, 9, 11, 13, 15]
target = 9

for num in numbers
  if num == target
    puts "#{target}が見つかりました!"
    break
  end
  puts "#{num}をチェック中..."
end

puts "検索終了"

👇出力結果

1をチェック中...
3をチェック中...
5をチェック中...
7をチェック中...
9が見つかりました!
検索終了

この例では、配列内の特定の数字を検索し、見つかった時点でループを終了します。breakを使用することで、目的の要素が見つかった後の不要な反復を避けることができます。

breakに関するよくある質問

Q. breakとreturnの違いは?
A. breakはループだけを抜け、次の処理に移ります。一方、returnはメソッド全体を終了させ、呼び出し元に戻ります。
Q. breakで値を返せますか?
A. はい、breakに引数を渡すことで値を返すことができます。例:break 42 とすると、ループの戻り値として42が返されます。
Q. ネストしたループでbreakの挙動は?
A. breakは直近の内側のループだけを抜けます。外側のループも抜けたい場合は、ラベル付きbreakを使うか、フラグ変数を使って制御する必要があります。

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