select
セレクト(制御構造と繰り返し)
意味 条件に合う要素を選択
selectとは?
selectメソッドは、配列やハッシュなどの集合から、指定した条件に合う要素だけを選んで新しい集合を作るメソッドです。条件はブロックで指定し、ブロックが真を返す要素だけが選ばれます。
selectの具体的な使い方
偶数を選択する例
numbers = [1, 2, 3, 4, 5, 6, 7, 8, 9, 10]
even_numbers = numbers.select { |num| num.even? }
puts "元の配列: #{numbers}"
puts "偶数のみの配列: #{even_numbers}"
👇出力結果
元の配列: [1, 2, 3, 4, 5, 6, 7, 8, 9, 10]
偶数のみの配列: [2, 4, 6, 8, 10]
この例では、1から10までの数字の配列から、偶数だけを選んで新しい配列を作ります。selectメソッドは、ブロックの条件(num.even?)が真を返す要素のみを選択します。
条件に合う文字列を選択
words = ['cat', 'dog', 'elephant', 'fish', 'giraffe']
long_words = words.select { |word| word.length > 3 }
puts "元の配列: #{words}"
puts "4文字以上の単語: #{long_words}"
👇出力結果
元の配列: ["cat", "dog", "elephant", "fish", "giraffe"]
4文字以上の単語: ["elephant", "fish", "giraffe"]
この例では、動物の名前を含む配列から、4文字以上の単語だけを選択します。selectメソッドは、単語の長さが3より大きい(つまり4文字以上の)要素のみを新しい配列に含めます。
selectに関するよくある質問
selectが学べる書籍の紹介
「プログラミング単語帳」を使って、プログラミングの単語を英単語のように学習してみませんか?
プログラミング単語帳には、Rubyのselectやbreak、when、one?、などのような実務でよく使われる単語が数百以上収録されています。
この書籍には、プログラミングの単語の意味や読み方、単語の使い方がわかる例文などが掲載されており、いつでもどこでもプログラミングの学習ができます。
よく使われる単語にだけ絞って学習することができるので、効率的にプログラミングが学習できます。
HTML編、CSS編、JavaScript編、PHP編、Ruby編、その他単語編の6シリーズ分が公式ストアにて販売中です。気になった方はぜひ購入してみてください。
Rubyを学べる「プログラミング単語帳」アプリ
プログラミング単語帳がアプリになりました!Rubyはもちろん、10種類のプログラミング言語の中から、よく使われる単語をスマホで学習できます。
収録単語は2,000単語以上!
現在は、HTML、CSS、JavaScirpt、PHP、Laravel、Ruby、Python、MySQL、Linux、など10カテゴリーの単語帳が1つのアプリに収録されています。
いつでも、どこでも、隙間時間を有効活用して、プログラミングを効率的に学べるので、ぜひダウンロードしてみてください。
2024年7月アップデート情報:「Laravel」カテゴリーが追加されましました!
2024年8月アップデート情報:「MySQL」「Linux」カテゴリーが追加されましました!