reject
リジェクト(制御構造と繰り返し)
意味 条件に合わない要素を選択
rejectとは?
rejectメソッドは、配列やハッシュなどの集合から、指定した条件に合わない要素だけを選んで新しい集合を作るメソッドです。条件はブロックで指定し、ブロックが偽を返す要素だけが選ばれます。
rejectの具体的な使い方
奇数を選択する例
numbers = [1, 2, 3, 4, 5, 6, 7, 8, 9, 10]
odd_numbers = numbers.reject { |num| num.even? }
puts "元の配列: #{numbers}"
puts "奇数のみの配列: #{odd_numbers}"
👇出力結果
元の配列: [1, 2, 3, 4, 5, 6, 7, 8, 9, 10]
奇数のみの配列: [1, 3, 5, 7, 9]
この例では、1から10までの数字の配列から、偶数ではない(つまり奇数の)要素だけを選んで新しい配列を作ります。rejectメソッドは、ブロックの条件(num.even?)が偽を返す要素のみを選択します。
特定の文字を含まない選択
fruits = ['apple', 'banana', 'cherry', 'date', 'elderberry']
no_e_fruits = fruits.reject { |fruit| fruit.include?('e') }
puts "元の配列: #{fruits}"
puts "'e'を含まない果物: #{no_e_fruits}"
👇出力結果
元の配列: ["apple", "banana", "cherry", "date", "elderberry"]
'e'を含まない果物: ["banana", "cherry"]
この例では、果物の名前を含む配列から、'e'の文字を含まない果物だけを選択します。rejectメソッドは、文字列に'e'が含まれる(fruit.include?('e')が真を返す)要素を除外します。
rejectに関するよくある質問
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