reduce
リデュース(制御構造と繰り返し)
意味 要素を畳み込んで1つの値に
reduceとは?
reduceメソッドは、配列やハッシュなどの集合の要素を順番に処理して、最終的に1つの値にまとめるメソッドです。初期値とブロックを指定し、ブロック内で要素を順々に処理していきます。
reduceの具体的な使い方
配列の合計を計算
numbers = [1, 2, 3, 4, 5]
sum = numbers.reduce(0) do |total, num|
total + num
end
puts "合計: #{sum}"
👇出力結果
合計: 15
1から5までの数字の配列の合計を計算します。初期値0から始めて、各要素を順番に加えていきます。結果は15となります。
文字列の連結
words = ['Ruby', 'は', '楽しい', '言語', 'です']
result = words.reduce('') do |str, word|
str + word
end
puts "結果: #{result}"
👇出力結果
結果: Rubyは楽しい言語です
配列内の文字列を連結します。空の文字列から始めて、各要素を順番に追加していきます。日本語の文を作成する例を示しています。
ハッシュの集計
items = ['りんご', 'バナナ', 'りんご', 'オレンジ', 'バナナ', 'りんご']
fruit_count = items.reduce(Hash.new(0)) do |hash, item|
hash[item] += 1
hash
end
puts "果物の数:"
fruit_count.each { |fruit, count| puts "#{fruit}: #{count}個" }
👇出力結果
果物の数:
りんご: 3個
バナナ: 2個
オレンジ: 1個
配列内の要素の出現回数を集計し、ハッシュとして返します。初期値として空のハッシュを使用し、デフォルト値を0に設定しています。
reduceに関するよくある質問
reduceが学べる書籍の紹介
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