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Ruby - イテレーションとEnumerator

each_key

イーチ・キー(制御構造と繰り返し

意味 ハッシュのキーを処理


each_keyとは?

each_keyは、ハッシュの各キーに対して処理を行うメソッドです。ハッシュの値は無視され、キーだけが順番に取り出されて処理されます。

each_keyの具体的な使い方

ハッシュのキーを大文字に変換

fruits = { 'apple' => 100, 'banana' => 200, 'cherry' => 300 }

fruits.each_key do |key|
  puts key.upcase
end

👇出力結果

APPLE
BANANA
CHERRY

この例では、ハッシュの各キーを大文字に変換して出力しています。each_keyメソッドを使用することで、ハッシュのキーのみに簡単にアクセスできます。

キーの合計文字数を計算

data = { 'user' => 'John', 'age' => 30, 'city' => 'New York' }

total_length = 0
data.each_key do |key|
  total_length += key.length
end

puts "キーの合計文字数: #{total_length}"

👇出力結果

キーの合計文字数: 11

この例では、ハッシュの全てのキーの文字数の合計を計算しています。each_keyメソッドを使用して、キーのみを効率的に処理しています。

each_keyに関するよくある質問

Q. each_keyとeachの違いは?
A. each_keyはハッシュのキーのみを処理しますが、eachはキーと値のペアを処理します。キーだけにアクセスしたい場合はeach_keyの方が適しています。
Q. キーの順序は保証されますか?
A. Ruby 1.9以降では、ハッシュの挿入順序が保持されますが、それ以前のバージョンでは順序が保証されません。バージョンに注意が必要です。
Q. each_keyは破壊的メソッドですか?
A. いいえ、each_keyは非破壊的メソッドです。ハッシュの内容を変更せず、単にキーを順に取り出して処理を行います。

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