private
プライベート(オブジェクト指向プログラミング)
意味 クラス内部からのみアクセス可能
privateとは?
privateは、クラスの内部からのみアクセス可能なメソッドや変数を定義するためのアクセス修飾子です。外部からの直接的なアクセスを防ぎ、クラスの内部実装を隠蔽することができます。
privateの具体的な使い方
privateメソッドの定義と使用例
class BankAccount
def initialize(balance)
@balance = balance
end
def deposit(amount)
@balance += amount
update_log("入金", amount)
puts "#{amount}円を入金しました。残高は#{@balance}円です。"
end
def withdraw(amount)
if sufficient_balance?(amount)
@balance -= amount
update_log("出金", amount)
puts "#{amount}円を出金しました。残高は#{@balance}円です。"
else
puts "残高不足です。出金できません。"
end
end
private
def sufficient_balance?(amount)
@balance >= amount
end
def update_log(type, amount)
puts "[内部ログ] #{type}: #{amount}円"
end
end
account = BankAccount.new(10000)
account.deposit(5000)
account.withdraw(3000)
account.withdraw(15000)
# account.sufficient_balance?(1000) # これはエラーになります
👇出力結果
[内部ログ] 入金: 5000円
5000円を入金しました。残高は15000円です。
[内部ログ] 出金: 3000円
3000円を出金しました。残高は12000円です。
残高不足です。出金できません。
この例では、BankAccountクラスにprivateメソッド(sufficient_balance?とupdate_log)を定義しています。これらのメソッドはクラス内部でのみ使用され、外部からは直接呼び出せません。depositやwithdrawなどのpublicメソッドを通じて間接的に使用されます。
privateに関するよくある質問
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