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Ruby - Procオブジェクト

call

コール(コードブロックと関数オブジェクト

意味 Procオブジェクトを実行するメソッド


callとは?

callは、Procオブジェクトに定義されたコードブロックを実行するためのメソッドです。引数を渡すこともできます。

callの具体的な使い方

Procオブジェクトの基本的な実行例

greet = proc { |name| puts "こんにちは、#{name}さん!" }
greet.call("太郎")

👇出力結果

こんにちは、太郎さん!

この例では、名前を受け取って挨拶するProcオブジェクトを定義し、callメソッドで実行しています。

複数の引数を持つProcオブジェクトの実行

calculate = proc { |x, y, operation|
  case operation
  when '+'
    x + y
  when '-'
    x - y
  when '*'
    x * y
  when '/'
    x.to_f / y
  else
    '不明な演算子です'
  end
}

puts calculate.call(10, 5, '+')
puts calculate.call(10, 5, '-')
puts calculate.call(10, 5, '*')
puts calculate.call(10, 5, '/')
puts calculate.call(10, 5, '%')

👇出力結果

15
5
50
2.0
不明な演算子です

この例では、2つの数値と演算子を受け取り、指定された演算を行うProcオブジェクトを定義しています。callメソッドを使用して、様々な演算を実行しています。

callに関するよくある質問

Q. callメソッドの引数は必須?
A. callメソッドの引数は、Procオブジェクトが期待する引数の数に応じて必要です。引数を必要としないProcオブジェクトの場合は、引数なしでcallを呼び出すことができます。
Q. callと[]の違いは?
A. callと[]は機能的には同じですが、[]はより簡潔な記法です。callはメソッド呼び出しの形式で、[]は配列のインデックス参照のような形式で使用します。どちらを使うかは好みや可読性によって選択できます。

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