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Ruby - 関数オブジェクト

lambda

ラムダ(コードブロックと関数オブジェクト

意味 無名関数を作成するメソッド


lambdaとは?

lambdaは、Rubyで無名関数(名前のない関数)を作成するためのメソッドです。これを使うと、その場で簡単に関数を定義して使用できます。lambdaで作成された関数は、変数に代入したり、他のメソッドに渡したりすることができます。

lambdaの具体的な使い方

lambdaの基本的な使用例

# 2乗を計算するlambda関数を定義
square = lambda { |x| x ** 2 }

# lambdaを使用
puts "5の2乗は#{square.call(5)}です。"

# 配列の各要素に対してlambdaを適用
numbers = [1, 2, 3, 4, 5]
squared_numbers = numbers.map(&square)
puts "元の配列: #{numbers}"
puts "2乗した配列: #{squared_numbers}"

👇出力結果

5の2乗は25です。
元の配列: [1, 2, 3, 4, 5]
2乗した配列: [1, 4, 9, 16, 25]

この例では、lambdaを使って2乗を計算する関数を作成し、それを様々な方法で使用しています。まず、単独で呼び出して5の2乗を計算します。次に、配列の各要素に対してこのlambda関数を適用し、新しい配列を作成します。これにより、lambdaの柔軟性と再利用性が示されています。

lambdaに関するよくある質問

Q. lambdaとProcの違いは何ですか?
A. lambdaとProcは似ていますが、いくつかの違いがあります。主な違いは、引数のチェックと戻り値の扱いです。lambdaは引数の数を厳密にチェックし、returnは呼び出し元に制御を戻します。一方、Procは引数の数をチェックせず、returnはProcを囲む関数全体から抜けます。
Q. lambdaはどんな時に使うべきですか?
A. lambdaは、短い無名関数が必要な場合に使用します。例えば、メソッドに関数を渡す場合や、一時的に使用する小さな関数を定義する場合に便利です。また、コードの再利用性を高めたり、関数型プログラミングのパターンを実装したりする際にも活用できます。

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