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ダブルコロン（モジュールと名前空間）

意味名前空間の区切り

::とは？

::（ダブルコロン）は、Rubyで名前空間を区切るために使用される演算子です。これを使うと、モジュールやクラス内の定数やメソッドにアクセスできます。また、トップレベルの定数やクラスにアクセスする際にも使用されます。

::の具体的な使い方

名前空間の区切りの例

# モジュールとクラスの定義
module Fruits
  class Apple
    def self.color
      "赤"
    end
  end

  FAVORITE = "りんご"
end

# モジュール内の定数へのアクセス
puts "好きな果物: #{Fruits::FAVORITE}"

# モジュール内のクラスメソッドの呼び出し
puts "りんごの色: #{Fruits::Apple.color}"

# トップレベルの定数へのアクセス
puts "円周率: #{::Math::PI}"

👇出力結果

好きな果物: りんご
りんごの色: 赤
円周率: 3.141592653589793

この例では、::を使用して異なる場面での名前空間の区切りを示しています。Fruitsモジュール内の定数FAVORITEとAppleクラスのcolorメソッドにアクセスし、さらにトップレベルのMathモジュール内のPI定数にアクセスしています。

::に関するよくある質問

Q. ::の使い方は？

A. ::（ダブルコロン）は、モジュールやクラス内の定数やメソッドにアクセスするために使用します。例えば、Module::Constant や Class::Method のように使います。

Q. ::と.の違いは？

A. ::は主に定数やクラスメソッドにアクセスするのに使い、.はインスタンスメソッドを呼び出すのに使います。例えば、Math::PI（定数）やMath.sqrt（クラスメソッド）、obj.method（インスタンスメソッド）のように使い分けます。

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