{category}

Ruby - 例外の基本

else

エルス(例外処理

意味 例外が発生しなかった場合の処理


elseとは?

elseは、例外処理において、例外が発生しなかった場合に実行される部分を指定するキーワードです。beginブロックで例外が発生せずに正常に処理が完了した場合に、elseブロック内のコードが実行されます。

elseの具体的な使い方

elseを使用した例外処理の例

def safe_divide(a, b)
  begin
    result = a / b
  rescue ZeroDivisionError
    puts "ゼロで除算できません"
  else
    puts "計算結果: #{result}"
  ensure
    puts "計算処理が終了しました"
  end
end

safe_divide(10, 2)
safe_divide(5, 0)

👇出力結果

計算結果: 5
計算処理が終了しました
ゼロで除算できません
計算処理が終了しました

この例では、safe_divide関数内で除算を行い、例外が発生しなかった場合にelseブロックが実行されます。ゼロ除算の場合は例外が発生するため、elseブロックはスキップされます。ensureブロックは両方のケースで実行されます。

elseに関するよくある質問

Q. elseブロックはいつ実行されますか?
A. elseブロックは、beginブロック内のコードが例外を発生させずに正常に実行された場合に実行されます。つまり、rescueブロックが実行されなかった場合にelseブロックが実行されます。
Q. elseブロックは必須ですか?
A. いいえ、elseブロックは省略可能です。例外が発生しなかった場合に特別な処理が必要ない場合は、elseブロックを省略できます。
Q. elseとensureの違いは何ですか?
A. elseは例外が発生しなかった場合にのみ実行されますが、ensureは例外の発生有無に関わらず必ず実行されます。elseは正常系の追加処理に、ensureはリソースの解放など、必ず実行すべき処理に使用します。

elseが学べる書籍の紹介

「プログラミング単語帳」を使って、プログラミングの単語を英単語のように学習してみませんか?
プログラミング単語帳には、Rubyのelseやbegin、throw、ensure、などのような実務でよく使われる単語が数百以上収録されています。
この書籍には、プログラミングの単語の意味や読み方、単語の使い方がわかる例文などが掲載されており、いつでもどこでもプログラミングの学習ができます。

よく使われる単語にだけ絞って学習することができるので、効率的にプログラミングが学習できます。

1日5分の暗記でプログラミンが身に付く!プログラミング単語帳 公式ストアで発売中!

HTML編、CSS編、JavaScript編、PHP編、Ruby編、その他単語編の6シリーズ分が公式ストアにて販売中です。気になった方はぜひ購入してみてください。


Rubyを学べる「プログラミング単語帳」アプリ

プログラミング単語帳がアプリになりました!Rubyはもちろん、10種類のプログラミング言語の中から、よく使われる単語をスマホで学習できます。

収録単語は2,000単語以上!
現在は、HTML、CSS、JavaScirpt、PHP、Laravel、Ruby、Python、MySQL、Linux、など10カテゴリーの単語帳が1つのアプリに収録されています。

いつでも、どこでも、隙間時間を有効活用して、プログラミングを効率的に学べるので、ぜひダウンロードしてみてください。

2024年7月アップデート情報:「Laravel」カテゴリーが追加されましました!

2024年8月アップデート情報:「MySQL」「Linux」カテゴリーが追加されましました!


関連するそのほかの単語

begin

例外処理の開始

種類: 例外の基本

throw

例外を意図的に発生させる

種類: 例外の捕捉と発生

ensure

例外の有無に関わらず実行される処理

種類: 例外の基本

jruby

Java上で動作するRuby

種類: インタプリタの種類

nonzero?

ゼロ以外かどうかの判定

種類: 数値操作