ensure
エンシュア(例外処理)
意味 例外の有無に関わらず実行される処理
ensureとは?
ensureは、例外処理において、例外の発生有無に関わらず必ず実行される部分を指定するキーワードです。データベース接続のクローズやファイルのクローズなど、必ず実行したい処理を記述するのに適しています。
ensureの具体的な使い方
ファイル操作でのensureの使用例
def read_file(filename)
file = nil
begin
file = File.open(filename, 'r')
content = file.read
puts "ファイル内容: #{content}"
rescue Errno::ENOENT
puts "ファイルが見つかりません: #{filename}"
ensure
if file
file.close
puts "ファイルがクローズされました"
end
end
end
read_file('existing_file.txt')
read_file('non_existing_file.txt')
👇出力結果
ファイル内容: (ファイルの内容)
ファイルがクローズされました
ファイルが見つかりません: non_existing_file.txt
この例では、ファイルの読み込み処理でensureブロックを使用しています。ファイルが正常に開かれた場合も、ファイルが見つからずに例外が発生した場合も、ensureブロック内のコードが実行され、開いたファイルが確実にクローズされます。これにより、リソースリークを防ぐことができます。
ensureに関するよくある質問
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