raise
レイズ(例外処理)
意味 意図的に例外を発生させる
raiseとは?
raiseは、プログラム内で意図的に例外を発生させるためのメソッドです。特定の条件下で処理を中断し、エラーを通知したい場合に使用します。引数には例外オブジェクトや文字列を指定でき、カスタムエラーメッセージを設定できます。
raiseの具体的な使い方
基本的な例外の発生
def validate_age(age)
raise ArgumentError, "年齢は正の整数である必要があります" if age <= 0
puts "年齢は#{age}歳です"
end
begin
validate_age(-5)
rescue ArgumentError => e
puts "エラー: #{e.message}"
end
👇出力結果
エラー: 年齢は正の整数である必要があります
この例では、validate_age関数内で年齢が0以下の場合にArgumentErrorを発生させています。negative_age = -5を渡すと、適切なエラーメッセージが表示されます。
カスタム例外の使用
class InvalidEmailError < StandardError; end
def validate_email(email)
raise InvalidEmailError, "無効なメールアドレスです" unless email.include?('@')
puts "メールアドレス #{email} は有効です"
end
begin
validate_email("example.com")
rescue InvalidEmailError => e
puts "エラー: #{e.message}"
end
👇出力結果
エラー: 無効なメールアドレスです
この例では、カスタム例外InvalidEmailErrorを定義し、メールアドレスが無効な場合にこの例外を発生させています。@記号を含まないメールアドレスを渡すと、カスタムエラーメッセージが表示されます。
raiseに関するよくある質問
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