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Ruby - 標準入出力

readline

リードライン(入出力

意味 1行読み込み(改行なし)


readlineとは?

readlineメソッドは、標準入力から1行のテキストを読み込みます。getsと似ていますが、末尾の改行文字を自動的に取り除いた状態で文字列を返します。入力の終わり(EOF)に達した場合は例外IOErrorを発生させます。

readlineの具体的な使い方

名前を入力する例

require 'readline'

name = Readline.readline("お名前は? ")
puts "こんにちは、#{name}さん!"

# 入力履歴を使用する例
puts "もう一度入力してください。"
name2 = Readline.readline("お名前は? ", true)
puts "今回は#{name2}さんですね。"

👇出力結果

お名前は? 太郎
こんにちは、太郎さん!
もう一度入力してください。
お名前は? 太郎
今回は太郎さんですね。

この例では、readlineを使用してユーザーの名前を入力してもらい、挨拶を表示します。2回目の入力では、trueを指定して入力履歴を有効にしています。ユーザーは上矢印キーを押すことで、前回の入力を呼び出すことができます。

readlineに関するよくある質問

Q. readlineとgetsの違いは?
A. readlineは改行を自動的に取り除きますが、getsは改行を含んだまま文字列を返します。また、readlineは入力の終わり(EOF)で例外を発生させますが、getsはnilを返します。
Q. readlineを使う利点は?
A. readlineを使うと、入力履歴の管理や行編集機能が利用できます。これにより、ユーザーはカーソルキーで過去の入力を呼び出したり、入力中の文字列を編集したりできます。
Q. readlineで数値を入力するには?
A. readlineは常に文字列を返すため、数値として扱いたい場合は、to_iメソッド(整数の場合)またはto_fメソッド(浮動小数点数の場合)を使って変換する必要があります。例:num = Readline.readline("数字を入力: ").to_i

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