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Ruby - ファイル操作

File.open

ファイル ドット オープン(入出力

意味 ファイルを開く


File.openとは?

File.openメソッドは、指定されたファイルを開きます。ファイルモード(読み込み、書き込み、追加など)を指定でき、ブロックを使用するとファイルを自動的に閉じることができます。

File.openの具体的な使い方

ファイルの読み書き例

# ファイルに書き込む
File.open('example.txt', 'w') do |file|
  file.puts 'こんにちは、世界!'
  file.puts '今日も良い天気です。'
end

# ファイルから読み込む
File.open('example.txt', 'r') do |file|
  while line = file.gets
    puts "読み込んだ行: #{line.chomp}"
  end
end

# ファイルの内容を確認
puts "\nファイルの内容:"
puts File.read('example.txt')

👇出力結果

読み込んだ行: こんにちは、世界!
読み込んだ行: 今日も良い天気です。

ファイルの内容:
こんにちは、世界!
今日も良い天気です。

この例では、まずファイルに2行の文字列を書き込みます。次に、そのファイルを読み込みモードで開いて各行を読み取り、画面に表示します。最後に、ファイルの内容全体を表示します。

File.openに関するよくある質問

Q. ファイルモードの種類は?
A. 主なファイルモードには、'r'(読み込み)、'w'(書き込み、ファイルを新規作成または既存ファイルを上書き)、'a'(追記)、'r+'(読み書き、既存ファイルのみ)、'w+'(読み書き、ファイルを新規作成または既存ファイルを上書き)などがあります。
Q. ブロックを使わない場合は?
A. ブロックを使わずにFile.openを呼び出した場合、自分でファイルを閉じる必要があります。例:file = File.open('example.txt', 'w'); file.puts 'Hello'; file.close
Q. 存在しないファイルを開くとどうなる?
A. 読み込みモード('r')で存在しないファイルを開こうとするとErrno::ENOENTエラーが発生します。書き込みモード('w')や追記モード('a')の場合は、ファイルが存在しなければ新しく作成されます。

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