Dir.chdir

ディレクトリ・チェンジディレクトリ（入出力）

意味作業ディレクトリの変更

Dir.chdirとは？

Dir.chdirメソッドは、プログラムの現在の作業ディレクトリ（カレントディレクトリ）を変更するためのメソッドです。指定したパスに作業ディレクトリを移動します。

Dir.chdirの具体的な使い方

一時的なディレクトリ変更

current_dir = Dir.pwd

Dir.chdir('/tmp') do
  puts "一時的に変更されたディレクトリ: #{Dir.pwd}"
  # 一時ディレクトリ内で作業
end

puts "元のディレクトリに戻りました: #{Dir.pwd == current_dir}"

👇出力結果

一時的に変更されたディレクトリ: /tmp
元のディレクトリに戻りました: true

この例では、Dir.chdirを使用して一時的にディレクトリを'/tmp'に変更し、変更後のディレクトリを表示します。ブロックを抜けると自動的に元のディレクトリに戻ります。最後に、元のディレクトリに戻ったことを確認しています。

Dir.chdirに関するよくある質問

Q. Dir.chdirの戻り値は何ですか？

A. Dir.chdirの戻り値は常に0です。ディレクトリの変更が成功したかどうかは、例外が発生するかどうかで判断します。

Q. ブロックを使わずにDir.chdirを使うには？

A. Dir.chdir('/new/directory')のようにブロックなしで呼び出すこともできます。ただし、この場合は手動で元のディレクトリに戻る必要があります。

Q. Dir.chdirは相対パスを使えますか？

A. はい、Dir.chdir('..')のように相対パスを使用できます。この例では親ディレクトリに移動します。

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