Dir.glob

ディレクトリ・グロブ（入出力）

意味ファイル名のパターンマッチ

Dir.globとは？

Dir.globメソッドは、指定したパターンに一致するファイルやディレクトリの名前を配列として返すメソッドです。ワイルドカードを使用してファイルを検索できます。

Dir.globの具体的な使い方

複数パターンでのファイル検索

ruby_files = Dir.glob(['*.rb', '**/*.rb'])
puts "Rubyファイル一覧:"
ruby_files.each { |file| puts "- #{file}" }

image_files = Dir.glob('**/*.{jpg,png,gif}')
puts "\n画像ファイル数: #{image_files.size}"

👇出力結果

Rubyファイル一覧:
- script.rb
- lib/helper.rb
- test/test_helper.rb

画像ファイル数: 5

この例では、Dir.globを使用して複数のパターンでファイルを検索しています。まず、カレントディレクトリとすべてのサブディレクトリから.rbファイルを検索し、一覧表示します。次に、すべてのサブディレクトリから特定の拡張子（jpg, png, gif）を持つ画像ファイルを検索し、その数を表示します。

Dir.globに関するよくある質問

Q. Dir.globで使えるワイルドカードは？

A. *（任意の文字列）、?（任意の1文字）、[abc]（aかbかc）、{png,jpg,gif}（いずれかの拡張子）などが使えます。

Q. 隠しファイルも検索できますか？

A. デフォルトでは隠しファイルは検索されません。File::FNM_DOTMATCH オプションを使用すると隠しファイルも検索対象になります。

Q. Dir.globの戻り値の型は？

A. Dir.globの戻り値は文字列の配列です。マッチするファイルが見つからない場合は空の配列を返します。

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