{category}

Ruby - 単体テスト(Test::Unit)

assert

アサート(テスト

意味 テストの期待値確認


assertとは?

assertメソッドは、テストケース内で期待される条件が真であることを確認するためのメソッドです。条件が偽の場合、テストは失敗となります。

assertの具体的な使い方

様々なアサーションの使用例

require 'test/unit'

class StringTest < Test::Unit::TestCase
  def test_string_operations
    str = "Hello, World!"
    
    assert_equal(13, str.length, '文字列の長さが正しくありません')
    assert(str.include?("World"), '文字列に"World"が含まれていません')
    assert_match(/^Hello/, str, '文字列が"Hello"で始まっていません')
    assert_not_nil(str, '文字列がnilです')
    assert_instance_of(String, str, 'オブジェクトがString型ではありません')
  end
end

👇出力結果

Ran 1 test in 0.001s
1 test, 5 assertions, 0 failures, 0 errors, 0 skips

この例では、Test::Unitフレームワークを使用して、文字列に対する様々な操作をテストしています。assert_equalで長さを、assertでサブストリングの存在を、assert_matchで正規表現マッチングを、assert_not_nilでnil値でないことを、assert_instance_ofでオブジェクトの型をそれぞれ確認しています。これらのアサーションを使うことで、コードの動作を細かく検証できます。

assertに関するよくある質問

Q. assertとassert_equalの違いは?
A. assertは条件が真かどうかをテストし、assert_equalは2つの値が等しいかどうかをテストします。assert_equalの方がより具体的なエラーメッセージを提供します。
Q. テストが失敗したらどうなりますか?
A. テストが失敗すると、テストランナーは失敗したテストの詳細(期待値、実際の値、エラーメッセージなど)を報告します。
Q. 複数の条件を1つのテストで確認できる?
A. はい、1つのテストメソッド内で複数のアサーションを使用できます。ただし、テストの可読性と保守性のために、1つのテストメソッドでは1つの概念だけをテストすることが推奨されます。

assertが学べる書籍の紹介

「プログラミング単語帳」を使って、プログラミングの単語を英単語のように学習してみませんか?
プログラミング単語帳には、Rubyのassertやexpect、receive、it、などのような実務でよく使われる単語が数百以上収録されています。
この書籍には、プログラミングの単語の意味や読み方、単語の使い方がわかる例文などが掲載されており、いつでもどこでもプログラミングの学習ができます。

よく使われる単語にだけ絞って学習することができるので、効率的にプログラミングが学習できます。

1日5分の暗記でプログラミンが身に付く!プログラミング単語帳 公式ストアで発売中!

HTML編、CSS編、JavaScript編、PHP編、Ruby編、その他単語編の6シリーズ分が公式ストアにて販売中です。気になった方はぜひ購入してみてください。


Rubyを学べる「プログラミング単語帳」アプリ

プログラミング単語帳がアプリになりました!Rubyはもちろん、10種類のプログラミング言語の中から、よく使われる単語をスマホで学習できます。

収録単語は2,000単語以上!
現在は、HTML、CSS、JavaScirpt、PHP、Laravel、Ruby、Python、MySQL、Linux、など10カテゴリーの単語帳が1つのアプリに収録されています。

いつでも、どこでも、隙間時間を有効活用して、プログラミングを効率的に学べるので、ぜひダウンロードしてみてください。

2024年7月アップデート情報:「Laravel」カテゴリーが追加されましました!

2024年8月アップデート情報:「MySQL」「Linux」カテゴリーが追加されましました!


関連するそのほかの単語

expect

期待値を設定するメソッド

種類: RSpec

receive

メソッド呼び出しの期待を設定

種類: モックとスタブ

it

個別のテストケースを定義するメソッド

種類: RSpec

method_removed

メソッド削除を検知するフック

種類: フック

first

範囲の最初の要素を取得

種類: Range操作