assert_raise

アサート・レイズ（テスト）

意味例外発生を確認するメソッド

assert_raiseとは？

assert_raiseは、Test::Unitで使用される検証メソッドの一つです。指定したブロック内で特定の例外が発生するかどうかをチェックします。期待した例外が発生しない場合、テストは失敗します。

assert_raiseの具体的な使い方

例外発生を確認する例

require 'test/unit'

class DivisionTest < Test::Unit::TestCase
  def test_division_by_zero
    assert_raise(ZeroDivisionError, '0で割ると ZeroDivisionError が発生するはずです') do
      1 / 0
    end
  end

  def test_type_error
    assert_raise(TypeError, '文字列に整数を加算すると TypeError が発生するはずです') do
      'string' + 1
    end
  end
end

👇出力結果

Finished in 0.001345s, 1486.9888 runs/s, 1486.9888 assertions/s.
2 tests, 2 assertions, 0 failures, 0 errors, 0 skips

assert_raiseメソッドは、指定したブロック内で特定の例外が発生するかをチェックします。最初の引数に期待される例外クラス、2番目に失敗時のメッセージを指定し、ブロック内に例外が発生すると予想されるコードを書きます。この例では、0での除算とタイプエラーをテストしています。

assert_raiseに関するよくある質問

Q. 複数の例外をチェックできる?

A. はい、assert_raiseは複数の例外クラスを指定できます。例えば、assert_raise(ZeroDivisionError, TypeError) { ... } のように使用します。

Q. 例外が発生しない場合は?

A. 指定した例外が発生しない場合、テストは失敗します。期待した例外が発生しないことをテストしたい場合は、assert_nothing_raisedを使用します。

Q. 特定の例外メッセージを確認できる?

A. はい、assert_raise内でブロックを使用し、発生した例外を変数として受け取ることで、例外のメッセージを確認できます。例：assert_raise(ZeroDivisionError) { |e| assert_match(/divided by 0/, e.message) }

assert_raiseが学べる書籍の紹介

「プログラミング単語帳」を使って、プログラミングの単語を英単語のように学習してみませんか？
プログラミング単語帳には、Rubyのassert_raiseやdouble、describe、assert_equal、などのような実務でよく使われる単語が数百以上収録されています。
この書籍には、プログラミングの単語の意味や読み方、単語の使い方がわかる例文などが掲載されており、いつでもどこでもプログラミングの学習ができます。

よく使われる単語にだけ絞って学習することができるので、効率的にプログラミングが学習できます。