describe

ディスクライブ（テスト）

意味テストグループを定義するメソッド

describeとは？

describeは、RSpecで使用されるメソッドで、テストのグループを定義します。通常、クラスやメソッド、特定の機能や状況に関連するテストをまとめるために使用されます。

describeの具体的な使い方

テストグループを定義する例

require 'rspec'

class Calculator
  def add(a, b)
    a + b
  end

  def subtract(a, b)
    a - b
  end
end

describe Calculator do
  let(:calculator) { Calculator.new }

  describe '#add' do
    it '正の数の加算ができる' do
      expect(calculator.add(2, 3)).to eq(5)
    end

    it '負の数の加算ができる' do
      expect(calculator.add(-1, -2)).to eq(-3)
    end
  end

  describe '#subtract' do
    it '正の数の減算ができる' do
      expect(calculator.subtract(5, 3)).to eq(2)
    end

    it '負の数の減算ができる' do
      expect(calculator.subtract(-1, -3)).to eq(2)
    end
  end
end

👇出力結果

Calculator
  #add
    正の数の加算ができる
    負の数の加算ができる
  #subtract
    正の数の減算ができる
    負の数の減算ができる

Finished in 0.00456 seconds (files took 0.08765 seconds to load)
4 examples, 0 failures

describeメソッドは、RSpecでテストのグループを定義します。クラスや機能ごとにテストをグループ化し、構造化されたテストを書くことができます。この例では、Calculatorクラスの加算と減算メソッドのテストを記述しています。

describeに関するよくある質問

Q. describeをネストできる?

A. はい、describeブロック内に別のdescribeブロックをネストすることができます。これは、テストをさらに細かくグループ化する際に便利です。

Q. describeとcontextの違いは?

A. 機能的には同じですが、慣例的にdescribeはテスト対象を記述し、contextは特定の状況や条件を記述するために使用されます。

Q. クラスをdescribeに渡せる?

A. はい、文字列の代わりにクラス名を直接describeに渡すことができます。例：describe Calculator do ... end

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