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Ruby - RSpec

it

イット(テスト

意味 個別のテストケースを定義するメソッド


itとは?

itは、RSpecで使用されるメソッドで、個別のテストケース(例)を定義します。通常、テスト対象の振る舞いを人間が読める形で説明する文字列と共に使用されます。

itの具体的な使い方

基本的なテストケース定義

it '正の数の2乗は正の数になること' do
  result = 5 * 5
  expect(result).to be_positive
end

この例では、「正の数の2乗は正の数になること」というテストケースを定義しています。5の2乗が正の数になることを確認しています。

コンテキスト付きのテストケース

context '文字列の操作' do
  it '文字列を逆順にできること' do
    original = 'hello'
    reversed = original.reverse
    expect(reversed).to eq('olleh')
  end
end

この例では、contextブロック内でitを使用しています。「文字列を逆順にできること」というテストケースを定義し、文字列の逆順操作を確認しています。

itに関するよくある質問

Q. itメソッドの役割は?
A. itメソッドは、RSpecで個別のテストケース(例)を定義するために使用されます。テストの内容を人間が読める形で説明する文字列と、実際のテストコードを組み合わせて使います。
Q. itの中に複数のテストを書ける?
A. 一般的には、1つのitブロック内に1つのテストを書くことが推奨されます。複数のテストを1つのitに入れると、どのテストが失敗したのか特定しにくくなります。
Q. itとdescribeの違いは?
A. describeは関連するテストをグループ化するために使用され、通常はクラスやメソッドを記述します。itは個別のテストケースを定義し、特定の振る舞いや結果を検証します。

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