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Ruby - RSpec

let

レット(テスト

意味 遅延評価される変数を定義


letとは?

letはRSpecで使用されるメソッドで、テストケース内で使用される変数を遅延評価方式で定義します。変数は実際に使用されるまで評価されず、一度評価されると同じテスト内では同じ値が再利用されます。

letの具体的な使い方

letを使用してテストデータを定義する例

require 'rspec'

RSpec.describe User do
  let(:user) { User.new(name: 'テストユーザー', age: 30) }

  it 'ユーザー名が正しいこと' do
    expect(user.name).to eq('テストユーザー')
  end

  it 'ユーザーの年齢が正しいこと' do
    expect(user.age).to eq(30)
  end
end

この例では、letを使ってuserオブジェクトを定義しています。userが各テストケース内で初めて呼び出されたときにユーザーが作成され、同じテスト内では同じuserオブジェクトが再利用されます。これにより、テストデータの準備を簡潔に記述でき、複数のテストケースで同じデータを使用できます。

letに関するよくある質問

Q. letとlet!の違いは?
A. letは遅延評価されますが、let!は即時評価されます。つまり、let!で定義された変数は、使用されなくても必ず評価されます。
Q. letはテストごとにリセットされる?
A. はい、letで定義された変数は各テスト(it ブロック)の前にリセットされます。各テストは独立した状態で実行されます。
Q. letを使うべき場面は?
A. 複数のテストで同じセットアップが必要な場合や、複雑なオブジェクトを作成する場合にletを使用すると便利です。コードの重複を減らし、テストの可読性を向上させることができます。

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