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Ruby - デバッグ

byebug

バイバグ(デバッグとトラブルシューティング

意味 Rubyのデバッガーライブラリ


byebugとは?

byebugは、Rubyのデバッグを支援するためのライブラリです。プログラムの実行を一時停止し、その時点での変数の状態を確認したり、ステップ実行したりすることができます。debuggerメソッドと同様の機能を提供しますが、より多くの機能と使いやすさを備えています。

byebugの具体的な使い方

byebugを使用してデバッグする例

require 'byebug'

def calculate_total(items)
  byebug
  total = items.sum { |item| item[:price] }
  puts "合計金額: #{total}円"
  total
end

items = [
  { name: 'りんご', price: 100 },
  { name: 'バナナ', price: 200 },
  { name: 'オレンジ', price: 150 }
]

calculate_total(items)

👇出力結果

合計金額: 450円

この例では、byebugを使用して商品の合計金額を計算する関数をデバッグしています。byebugが呼び出された行で実行が一時停止し、その時点での変数の状態を確認したり、ステップ実行したりすることができます。デバッガーのプロンプトで 'n' と入力すると次の行に進み、'p items' と入力するとitems変数の内容を確認できます。

byebugに関するよくある質問

Q. byebugの基本的な使い方は?
A. byebugを使用するには、まず'byebug'をrequireし、デバッグしたい箇所にbyebugを記述します。実行時にその行で停止し、対話的なデバッグが可能になります。
Q. byebugの主なコマンドは?
A. 主なコマンドには、next(次の行へ進む)、step(メソッド内に入る)、continue(次のブレークポイントまで実行)、p 変数名(変数の中身を表示)などがあります。
Q. byebugとpryの違いは?
A. byebugはRubyの標準デバッガーで、主にデバッグ目的で使用されます。一方、pryはより高機能な対話型コンソールで、デバッグだけでなく、コードの探索やテストにも使用されます。

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