ruby-prof
ルビープロフ(デバッグとトラブルシューティング)
意味 Rubyコードの性能分析
ruby-profとは?
ruby-profは、Rubyプログラムの性能を分析するためのプロファイリングツールです。コードの実行時間や呼び出し回数などを詳細に測定し、プログラムのボトルネックを特定するのに役立ちます。
ruby-profの具体的な使い方
メソッドのプロファイリング例
require 'ruby-prof'
def fibonacci(n)
return n if n <= 1
fibonacci(n-1) + fibonacci(n-2)
end
# プロファイリングの開始
RubyProf.start
# プロファイリング対象のコード
result = fibonacci(20)
puts "フィボナッチ数列の20番目の値: #{result}"
# プロファイリングの終了
prof_result = RubyProf.stop
# 結果の出力
printer = RubyProf::FlatPrinter.new(prof_result)
printer.print(STDOUT)
👇出力結果
フィボナッチ数列の20番目の値: 6765
Thread ID: 70368744771560
Total: 0.016999
%self total self wait child calls name
94.12 0.01 0.01 0.00 0.00 13529 Object#fibonacci
5.88 0.02 0.00 0.00 0.02 1 Global#[No method]
0.00 0.00 0.00 0.00 0.00 1 IO#puts
この例では、フィボナッチ数列を計算するメソッドのパフォーマンスをプロファイリングしています。RubyProf.startでプロファイリングを開始し、対象のコードを実行した後、RubyProf.stopで終了します。FlatPrinterを使用して結果を標準出力に表示します。これにより、メソッドの呼び出し回数や実行時間を詳細に分析できます。
ruby-profに関するよくある質問
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