Benchmark.measure
ベンチマーク・メジャー(デバッグとトラブルシューティング)
意味 コードの実行時間を計測
Benchmark.measureとは?
Benchmark.measureは、Rubyのコードブロックの実行時間を計測するためのメソッドです。このメソッドを使用すると、コードの性能を評価し、最適化の必要性を判断することができます。
Benchmark.measureの具体的な使い方
コード実行時間の詳細な計測
require 'benchmark'
result = Benchmark.measure do
# 計測したいコード
sum = 0
1_000_000.times { |i| sum += i }
puts "合計: #{sum}"
end
puts "実行時間の詳細:"
puts " ユーザーCPU時間: #{result.utime} 秒"
puts " システムCPU時間: #{result.stime} 秒"
puts " 合計CPU時間: #{result.total} 秒"
puts " 実経過時間: #{result.real} 秒"
👇出力結果
合計: 499999500000
実行時間の詳細:
ユーザーCPU時間: 0.1234 秒
システムCPU時間: 0.0012 秒
合計CPU時間: 0.1246 秒
実経過時間: 0.1250 秒
この例では、1から1,000,000までの数値を合計する処理の実行時間を計測しています。Benchmark.measureは、ユーザーCPU時間、システムCPU時間、合計CPU時間、実経過時間などの詳細な情報を提供します。これにより、コードの性能を細かく分析し、最適化の必要性を判断することができます。
Benchmark.measureに関するよくある質問
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