included
インクルーデッド(メタプログラミング)
意味 モジュールがincludeされた時のフック
includedとは?
includedは、モジュールが他のクラスやモジュールにincludeされた時に自動的に呼び出されるメソッドです。これを使うと、モジュールがincludeされた際に特定の処理を実行できます。
includedの具体的な使い方
モジュールのincludeフックを使用してクラスメソッドを追加する例
module Greeting
def self.included(base)
base.extend(ClassMethods)
end
module ClassMethods
def greet
puts "こんにちは、#{self}クラスです!"
end
end
end
class User
include Greeting
end
User.greet
👇出力結果
こんにちは、Userクラスです!
この例では、Greetingモジュールのincludedフックを使用して、includeしたクラスにクラスメソッドgreetを自動的に追加しています。ClassMethodsモジュールをextendすることで、クラスメソッドとして追加されます。
モジュールのincludeフックを使用してインスタンス変数を初期化する例
module Initializable
def self.included(base)
base.class_eval do
attr_accessor :initialized_at
alias_method :original_initialize, :initialize
define_method(:initialize) do |*args|
@initialized_at = Time.now
original_initialize(*args)
end
end
end
end
class MyClass
include Initializable
def initialize(name)
@name = name
end
end
obj = MyClass.new("Ruby")
puts "初期化時刻: #{obj.initialized_at}"
👇出力結果
初期化時刻: 2023-06-12 10:30:45 +0900
この例では、Initializableモジュールのincludedフックを使用して、includeしたクラスのinitializeメソッドを拡張しています。オブジェクトが作成された時刻を自動的に記録するinitialized_at属性を追加しています。
includedに関するよくある質問
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