method_added

メソッド・アデッド（メタプログラミング）

意味メソッドが追加された時のフック

method_addedとは？

method_addedは、クラスやモジュールに新しいインスタンスメソッドが定義された時に自動的に呼び出されるメソッドです。これを使うと、メソッドが追加された際に特定の処理を実行できます。

method_addedの具体的な使い方

メソッド追加の監視とログ記録

class MyClass
  @method_log = []

  def self.method_added(method_name)
    @method_log << method_name
    puts "新しいメソッド '#{method_name}' が #{self} に追加されました"
  end

  def self.method_log
    @method_log
  end

  def method1
    puts "これは method1 です"
  end

  def method2
    puts "これは method2 です"
  end
end

puts "追加されたメソッド一覧: #{MyClass.method_log}"

👇出力結果

新しいメソッド 'method1' が MyClass に追加されました
新しいメソッド 'method2' が MyClass に追加されました
追加されたメソッド一覧: [:method1, :method2]

この例では、MyClassに新しいメソッドが追加されるたびに通知を出し、追加されたメソッドの名前をログとして記録しています。最後に、追加されたすべてのメソッドの一覧を表示します。

method_addedに関するよくある質問

Q. method_addedの使用目的は？

A. method_addedは、クラスやモジュールに新しいインスタンスメソッドが定義された時に自動的に呼び出されるフックメソッドです。これを使用することで、メソッドの追加を監視したり、追加されたメソッドに対して特定の処理を行ったりすることができます。

Q. クラスメソッドの追加は検知する？

A. method_addedはインスタンスメソッドの追加のみを検知します。クラスメソッドの追加を検知したい場合は、別のフックメソッドである singleton_method_added を使用する必要があります。

Q. 継承したクラスでも動作する？

A. はい、method_addedは継承したクラスでも動作します。親クラスで定義したmethod_addedは、子クラスでメソッドが追加された際にも呼び出されます。ただし、子クラスで独自のmethod_addedを定義した場合は、そちらが優先されます。

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