instance_variable_get
インスタンス・バリアブル・ゲット(リフレクション)
意味 インスタンス変数の値を取得
instance_variable_getとは?
instance_variable_getは、指定したインスタンス変数の値を取得するメソッドです。このメソッドを使うと、通常はクラス内部からしかアクセスできないインスタンス変数の値を外部から参照することができます。
instance_variable_getの具体的な使い方
プライベートな属性へのアクセスとカスタムゲッター
class BankAccount
def initialize(balance)
@balance = balance
end
private
attr_reader :balance
end
account = BankAccount.new(10000)
class << account
def safe_balance
balance = instance_variable_get(:@balance)
"残高は#{balance}円です。"
end
def risky_balance
"警告: セキュリティリスクがあります。残高は#{instance_variable_get(:@balance)}円です。"
end
end
puts account.safe_balance
puts account.risky_balance
# 以下の行はエラーになります
# puts account.balance
👇出力結果
残高は10000円です。
警告: セキュリティリスクがあります。残高は10000円です。
この例では、BankAccountクラスでbalanceをプライベート属性として定義しています。instance_variable_getを使用して、オブジェクトの外部からこのプライベート属性にアクセスする2つの方法(安全な方法と危険な方法)を示しています。safe_balanceメソッドは内部でインスタンス変数を取得し、フォーマットされた文字列を返します。一方、risky_balanceメソッドは直接インスタンス変数の値を文字列に埋め込んでいます。
instance_variable_getに関するよくある質問
instance_variable_getが学べる書籍の紹介
「プログラミング単語帳」を使って、プログラミングの単語を英単語のように学習してみませんか?
プログラミング単語帳には、Rubyのinstance_variable_getやinstance_variables、instance_variable_set、Dir.mkdir、などのような実務でよく使われる単語が数百以上収録されています。
この書籍には、プログラミングの単語の意味や読み方、単語の使い方がわかる例文などが掲載されており、いつでもどこでもプログラミングの学習ができます。
よく使われる単語にだけ絞って学習することができるので、効率的にプログラミングが学習できます。
HTML編、CSS編、JavaScript編、PHP編、Ruby編、その他単語編の6シリーズ分が公式ストアにて販売中です。気になった方はぜひ購入してみてください。
Rubyを学べる「プログラミング単語帳」アプリ
プログラミング単語帳がアプリになりました!Rubyはもちろん、10種類のプログラミング言語の中から、よく使われる単語をスマホで学習できます。
収録単語は2,000単語以上!
現在は、HTML、CSS、JavaScirpt、PHP、Laravel、Ruby、Python、MySQL、Linux、など10カテゴリーの単語帳が1つのアプリに収録されています。
いつでも、どこでも、隙間時間を有効活用して、プログラミングを効率的に学べるので、ぜひダウンロードしてみてください。
2024年7月アップデート情報:「Laravel」カテゴリーが追加されましました!
2024年8月アップデート情報:「MySQL」「Linux」カテゴリーが追加されましました!