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Ruby - オブジェクト内観

instance_variable_set

インスタンス・バリアブル・セット(リフレクション

意味 インスタンス変数に値を設定


instance_variable_setとは?

instance_variable_setは、指定したインスタンス変数に値を設定するメソッドです。このメソッドを使うと、通常はクラス内部からしか変更できないインスタンス変数の値を外部から設定することができます。

instance_variable_setの具体的な使い方

インスタンス変数の動的な設定

class Person
  def initialize(name)
    @name = name
  end

  def introduce
    puts "私の名前は#{@name}です。"
  end
end

person = Person.new('太郎')
person.introduce

# 動的にインスタンス変数を設定
person.instance_variable_set(:@age, 25)
puts "年齢: #{person.instance_variable_get(:@age)}"

👇出力結果

私の名前は太郎です。
年齢: 25

この例では、Personクラスを定義し、初期化時に@nameを設定しています。その後、instance_variable_setを使って動的に@ageインスタンス変数を設定しています。これにより、クラス定義を変更せずに新しい属性を追加できることがわかります。

instance_variable_setに関するよくある質問

Q. instance_variable_setの利点は?
A. instance_variable_setの主な利点は、クラス外部からインスタンス変数を直接設定できることです。これは、動的にオブジェクトの状態を変更したい場合や、メタプログラミングを行う際に特に有用です。
Q. 通常のメソッドとの違いは?
A. 通常のセッターメソッドと異なり、instance_variable_setはクラス定義を変更せずに使用できます。また、変数名を動的に指定できるため、より柔軟な操作が可能です。
Q. セキュリティ上の注意点は?
A. instance_variable_setを使用すると、カプセル化を破る可能性があります。不適切な使用はオブジェクトの整合性を損なう可能性があるため、慎重に使用する必要があります。

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