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Ruby - スレッド

sleep

スリープ(並行処理と並列処理

意味 スレッドの実行を一時停止


sleepとは?

sleepメソッドは、指定した秒数だけスレッドの実行を一時停止します。これにより、プログラムの実行速度を調整したり、他のスレッドに処理を譲ったりすることができます。

sleepの具体的な使い方

進捗表示での利用例

def long_running_task
  puts "長時間の処理を開始します"
  total_steps = 5
  total_steps.times do |step|
    sleep 1  # 各ステップに1秒かかると仮定
    progress = (step + 1).to_f / total_steps * 100
    puts "進捗: #{progress.to_i}%"
  end
  puts "処理が完了しました"
end

long_running_task

👇出力結果

長時間の処理を開始します
進捗: 20%
進捗: 40%
進捗: 60%
進捗: 80%
進捗: 100%
処理が完了しました

この例では、sleepメソッドを使って長時間かかる処理をシミュレートし、進捗状況を表示しています。各ステップで1秒のsleepを入れることで、ユーザーに進捗を視覚的に示すことができます。

sleepに関するよくある質問

Q. sleepの引数には何を指定する?
A. sleepの引数には、停止したい秒数を指定します。整数や小数を使用でき、例えばsleep(0.5)とすると0.5秒間停止します。
Q. sleepは他のスレッドに影響する?
A. sleepは呼び出したスレッドのみを停止させ、他のスレッドには影響しません。マルチスレッドプログラムでは、一つのスレッドがsleepしている間も他のスレッドは実行を続けます。
Q. sleepを中断する方法はある?
A. はい、sleepしているスレッドに対してThread#wakeupメソッドを呼び出すことで、sleepを中断させることができます。また、例外が発生した場合もsleepは中断されます。

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