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Ruby - Ractor

Ractor#send

ラクター・センド(並行処理と並列処理

意味 Ractorにメッセージを送信


Ractor#sendとは?

Ractor#sendは、指定したRactorにメッセージを非同期に送信するメソッドです。送信されたメッセージは、受信側のRactorのキューに追加されます。

Ractor#sendの具体的な使い方

Ractorへのメッセージ送信

ractor = Ractor.new { Ractor.receive }
ractor.send('Hello from main Ractor!')

👇出力結果

Received: Hello from main Ractor!

この例では、新しいRactorを作成し、そのRactorにメッセージ'Hello from main Ractor!'を送信しています。受信側のRactorはRactor.receiveでこのメッセージを受け取ることができます。

Ractor#sendに関するよくある質問

Q. Ractor#sendは同期的ですか?
A. いいえ、Ractor#sendは非同期的です。メッセージを送信した後、すぐに制御が戻ります。受信側のRactorがメッセージを処理するのを待つ必要はありません。
Q. 送信できるデータに制限はありますか?
A. はい、Ractorを介して送信できるのは、特定の型のオブジェクトのみです。これには、イミュータブルなオブジェクト(文字列、数値、真偽値など)や、特別に共有可能とマークされたオブジェクトが含まれます。これは、Ractor間のデータ競合を防ぐためです。
Q. 送信キューに制限はありますか?
A. 各Ractorには送信キューがあり、デフォルトでは制限がありません。ただし、メモリ使用量に注意が必要です。大量のメッセージを送信すると、メモリを消費し、パフォーマンスに影響を与える可能性があります。

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